自己破産を避けたい気持ち
インターネットなどで、債務整理に関する投稿などを拝見していると、
「自己破産しかない、と言われ、とても落ち込んでいる」という文章を見かけます。
債務整理の方法には、
自己破産(全く払わない)、個人再生(少し払う)、任意整理(だいたい払う)
というのがイメージです。
そこで、依頼者の収入状況と、借金総額、ローン中のものがあるか、不動産があるか、
ご家族構成はどうか、などを総合的に検討し、債務整理の方針を決めることになりますが、
法律家の中でも、方針決定に違いがあります。
まず、せっかく債務整理をするならば、なるべく借金が残らないようにすることが
多重債務者を救う至上命令だ、と考えるならば、
自己破産をまず第一の選択肢と考えることになります。
そもそも、債務整理のデメリットは、自己破産であろうが、任意整理であろうが
ほぼ同じと考えてよい、ということが前提です。
そうだとすると、同じデメリットを受けながら、なおかつだいたい支払う任意整理や
たとえ少しであっても返済が残ってしまう個人再生を選択するということには
少し不安があるものです。
こういう事情を背景に、相談を受けた弁護士や司法書士は、自己破産を勧めるケースが
あります。
このような考え方は、もちろん多重債務者のためを考えてのことです。
ただし、依頼者が自己破産に対する恐怖感があり、なおかつ支払っていける
状態にあるならば、できるかぎりその状態に適した債務整理方針を検討するべきだと
当事務所では考えています。
もちろんこの場合には、自己破産に対する間違ったイメージを直してから、
ということが重要ですが、もしそれでも自己破産をしたくない、
というお気持ちがある場合には、個人再生や任意整理の方針で
債務整理するべきなのです。
ぜひきちんとそれぞれの制度を理解されたうえで、
専門家と相談し、方向性を決めるようにしてください。
(個人再生の紹介ページ)
http://www1.odn.ne.jp/yama-jimu-saisei/
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